スーレー・パゴダ
2019年10月19日(土)
スーレー・シャングリラの近くのスーレー・パゴダへ向かいました。スーレー・パゴダはあのシュエダゴン・パゴダと人気を二分するヤンゴンの二大パゴダの一つで、2000年も前に建てられたこのお寺は、普通パゴダはお釈迦様のお骨が納められていることが多いのですが、ここはお釈迦様の整髪が安置されていると言われています。
黄金の塔の高さは46メートルで、町の中心のロータリーの真ん中に金色に輝いて立っています。一時間もあれば参拝出来る大きくはないパゴダですが、市街地でのその存在感はすばらしいです。
三車線の道路にはパゴダへ渡る横断歩道がありますが、歩行者信号はありません。もちろん歩行者優先というマインドは無さそうですので、十分注意して横断してください。過去の英国統治で幹線道路の交差点にはロータリーが多く残っていますが、パゴダがロータリーの中心に立っているのはやはり珍しい光景ですね。
入場料5,000チャットを支払い、靴を入れる袋とウエットティッシュをもらいます。裸足で参拝しますので、終わったら足を拭くためのウェットティッシュです。注意事項を示されて、わかりましたか?としっかり確認されます。パゴダではあらゆる商売、ガイドなどはやっていないので責任は一切持ちません、という注意事項と理解しました。
中へ入るとまず仏像の光背に驚かされます。LEDライト(?)で「流れるウインカー」(古!)のように外側に向けて光が流れて行きます。初めて目にする光景です。
さっそくえんじ色の袈裟を纏った僧侶(?)が、流暢な日本語で話しかけてきます。これでは本物の僧侶と全く区別がつきませんが、定番の勝手ガイドと信じて、でも失礼の無いようにテキトウに無視をしているといなくなりました。
観光地で日本語で話しかけてくる人を信用するのはハードルが高いです(笑)
仏塔を中心とした円形の敷地を時計回りに参拝していきました。中にはミャンマーの「八曜日」に相当する方角に曜日ごとの守護神が祀られています。それぞれが特徴的で一風変わった仏像ばかりで、見ていて飽きません。ミャンマーだるまやタバコの神様(?)も祀られていました。最後に自分の曜日の守護神にお参りしてきました。
聖マリア大聖堂
次は、聖マリア大聖堂(St.Mary’s Cathedral)へ向かいます。ここはヤンゴンで最も大きな教会で世界遺産です。イギリスの統治下で建立された赤煉瓦の外観は、どこか欧州の国に迷い込んだ気分になります。ここ以外にも英国風の教会がいくつか残されているようです。
この教会は1899年に建てられ、1996年に世界遺産認定されたそうですが、ここの見所は何と言っても教会の中のステンドグラスとのことですが、残念なことに入場時間の16:30直前に着いて中に入ることができませんでした。高い天井とステンドグラスの美しさに静寂の中で時が止まる感覚、その美しさは写真では伝えきれない、などと絶賛されていますので、次の機会には必ず教会の中を見てみたいと思っています。
皆さんも、ダウンタウンにありアクセスの良いこの教会に、是非足を運んで頂ければと思います。
ダウンタウンには何軒か映画館があります。ヤンゴンのみなさんの娯楽の一つなんでしょうね。最新のJOKERも上映していました。
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