腰部脊柱管狭窄症と診断されました。加齢によるものです。
症 状
この病気では長い距離を続けて歩くことが出来ません。もっとも特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間欠性跛行(かんけつせいはこう)です。
腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝からしたにしびれや痛みが出てきて歩きずらくなります。しかし、少し前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。
進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出がわるくなったり、逆に尿が漏れる事もあります。
出展:公益社団法人日本整形外科学会ホームページ
管理人はまさに「進行すると」の前までの症状が出ています。改めて(引用して)書いてみると、「進行すると」たいへん深刻な状況になります。
両足の裏が中心に痺れてきます。ちょうど正座で足が痺れている時の感覚です。概ね500mくらい歩くと足が痺れてきて、やっとの思いで痺れた足で1㎞くらいは歩けます。一回座って休むとしばらくして痺れが引いて回復します。
昨年あたりから、少し痺れるなとは思いつつ、日常生活では自宅から最寄り駅、最寄り駅から会社は共に500m以内、座って通勤できるのであまり弊害が無く深刻に考えていませんでした。ゴルフは打ってはカート、打ってはカートで、全く問題ありませんでした。最近のゴルフは実はほとんど歩かないんですよね。
2月のバンコク旅行で、距離が歩けなくなっていることに気づいて、ネットでいろいろ調べてまさにこの病気の症状なので、街の整形外科に行きました。レントゲンとMRI撮影で、第4腰椎が滑っていて神経を圧迫していると、病因が明らかになりました。まずは神経への血流を改善する薬を2カ月服用しましたが、改善は見られませんでした。
距離が歩けないものかと試してみると、やはり500mが境界線のままです。最悪の場合、手術をすれば治るだろうと安易に考えていましたが、手術をしても改善する確率はかなり低いことを知りました。
11月に入って、新たに脊椎の専門医のいる、もともと内科でお世話になっている総合病院へ鞍替えしました。
治 療
まずは、保存療法をおこない経過観察しようということです。
・神経の血流を改善する薬を変えました。
これだけで若干歩行距離が延びています。
・医師の指示でコルセットをつくりました。
コルセットは股関節から胸の下(アンダーバストくらい)まであるような大変立派なもので、かなり圧迫感があります。病状を回復するためのものでは無く、腰椎がぐらついてこれ以上ずれが悪化しないために使うようです。負荷かが掛かる時はなるべく付けるように、また、コルセットをした生活に慣れるように言われています。平日仕事の時はつけています。
・運動制限は無し
ゴルフの練習は週1回は行っています。ラウンドは月1〜2回です。
ゴルフは腰を使いますので、たまに部分的に腰に痛みが走りますが、一晩休むとたいがい改善します。
・歩くときは、意識して足先を上げて、スピードも遅くならないように注意しています。
ともかく歩く事が億劫になります。昔からご老人が腰が曲がり杖をつくのは、まさにこの病気のためです。歩かない→足の筋肉が落ちる→更に歩けなくなるという悪循環でどんどん歩けなくなります。
まだまだゴルフも楽しみたいし、海外旅行でもたくさん街を歩きたいので、前向きに治していこうと思います。
有益な情報がありましたら、またご紹介します。
最後までご覧頂きありがとうございます。
紅白も終盤、竹内まりやはジャスト世代です。
良いお年をお迎えください。