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東フィルニューイヤーコンサートとサックス

 2020年、いよいよオリンピックイヤーが始まりました。

 今年もよろしくお願いいたします

 

ニューイヤーコンサート

 

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 1月2日、東京フィルハーモニー交響楽団のニューイヤーコンサートで渋谷へ行きました。

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 娘がチケットを取ってくれました。新春早々2日からコンサートがあることは今まで知りませんでした。みんな家でゆっくりしているものと思っていましたが、満席でたいへん盛況でした。

~どこかで出会ったあのメロディ~と銘打ってポピュラーな選曲です。

・ワルツ『美しく青きドナウ』/J. シュトラウスⅡ

・東京オリンピックマーチ/古関裕而

・ラプソディ・イン・ブルー/ガーシュウィン

・行進曲『威風堂々』第1番/エルガー

・ボレロ/ラヴェル

 指揮円光寺雅彦さん、ラプソディ・イン・ブルーのピアノに清塚信也さん、司会は元テレ朝の朝岡聡さんで、賑やかで楽しいコンサートでした。

 

 最後に「お楽しみ福袋プログラム」というのがあり、座席番号で抽選、商品を頂けたり、30曲の中からサイコロで曲を選んで2曲演奏してくれたり。最後の「東フィル指揮権」の抽選で母娘が当選しました。お母さんは「いいです」的に盛んに手を振って拒否っている風でしたが、8歳のお嬢さんが堂々とステージの指揮台に上がって、ラデツキー行進曲を最後までタクトを振っていました。

 

 『ボレロ』は、数少ないサックスがオーケストラに組み込まれた楽曲です。管理人は中高はブラバンでサックスを吹いていました。

 

なぜ管弦楽にサックスが使われないかご存知ですか。

 

 まず、サックスが新しい楽器だから、という説があります。

 サックスの歴史は、1846年ベルギーの楽器製作者アドルフ・サックス氏の特許出願によって始まり、まだ174年にしかなりません。例えば、同じシングルリードのクラリネットは1700年頃にフランスの古楽器シャリュモーを改造して作られました。ダブルリードのオーボエは17世紀ころ誕生。トランペットの祖先は新石器時代のラッパに遡り、3千年前のエジプトの出土品にも見られ、ホルンも動物の角やほら貝が起源ですので、サックスの歴史では到底太刀打ちできません(笑)。

  管弦楽の作曲家の生涯です。

・ハイドン    :1732年~1809年

・ベートーベン  :1770年~1827年

・シューベルト  :1797年~1828年

 彼らは残念ながらサックスを見たこともありません。

 

・ブルックナー  :1824年~1896年

・ビゼー     :1838年~1875年

・チャイコフスキー:1840年~1893年

・ドボルザーク  :1841年~1904年

・マーラー    :1860年~1911年

・ラフマニノフ  :1873年~1943年

・ラベル     :1875年~1937年 

  彼らの時代にはサックスはありましたが、この中でサックスを使った著名な作品はラベル『ボレロ』とビゼー『アルルの女』くらいです。 ラベルとビゼーはともにフランス生まれです。交響楽はドイツや東欧中心の保守的な音楽ですので、甘美なサックスの音色は合わず、しゃれた感覚のフランス人にはマッチしたのではないでしょうか。

 管弦楽では、既にそのサウンドや楽器構成が確立されていて、新参者のサックスの音色はオーケストラには馴染みにくく、求められなかったということではないかと思います。『ボレロ』でステージに上がった二人のサックス奏者が、その後は出番がなく手持ち無沙汰にしていて気の毒でした。

 中学生の時に初めて買ったLPレコードがグラモフォンのカラヤン、ベルリンフィルで『新世界』と『ボレロ』のカップリングでした。50年の時を経てライブで聴けて、今年は良い年になりそうです。

 

 東フィルからの可愛いお年玉です。

 

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最後までご覧頂きありがとうございます。 

 

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