サードラウンド、最終日です。
ドライビングディスタンスとフェアウエイキープ率
『ドライビングディスタンス』は渋野日向子選手12位、鈴木愛選手25位、申ジエ選手55位です。平均飛距離は以下の通りです。
渋野日向子選手 248.21ヤード
鈴木愛選手 242.69ヤード
申ジエ選手 236.28ヤード
『フェアウエイキープ率』は申ジエ選手が3位(光ります!)、鈴木愛選手37位、渋野日向子選手41位です。
ここで、上記の『ドライビングディスタンス』順位と『フェアウエイキープ率』順位を合算した『トータルドライビング』という指標になると、渋野日向子選手4位、申ジエ選手5位、鈴木愛選手9位とまたまた上位に顔を出し、ドライバーもバランスが良くとれていることになります。
この『トータルドライビング』で賞金ランク4位、5位のイ・ミニョン選手、ペ・ソンウ選手が1位、2位を占めています。特にイ・ミニョン選手の38は2位ペ・ソンウ選手の51を大きく引き離して抜群の記録を示しています。ドライバーが非常に安定しているのでしょうね。
ちなみに『ドライビングディスタンス』の第一位は、ご存知穴井詩選手の260.67ヤード、渋野日向子選手より平均12ヤード飛ぶことになります。しかし穴井詩選手は『フェアウエイキープ率』97選手中95位の55.6143で、半分少ししかフェアウエイをキープできず『トータルドライビング』も42位という結果でした。
リカバリ率とサンドセーブ率
『リカバリ率』はパーオンしなかったホールでパーかそれより良いスコアを獲得した率です。申ジエ選手が1位、鈴木愛選手が2位です。
『サンドセーブ率』グリーンサイドのバンカーに入ってから2打かそれより少ない打数でカップインする率、いわゆる『砂いち』ですね。鈴木愛選手が2位です。
前の記事『数字で見るLPGA(2R)』で『1ラウンドあたりの平均パット数』第一位とご紹介した柏原明日架選手が『リカバリ率』で4位、『サンドセーブ率』は1位を獲得しています。やはり『寄せワン』『砂いち』でパット数が少ないようですね。
彼女はキャロウェイと用具契約をしていて、セッティングはFWを5本入れて11Wまで使っているようです。もちろん小さい頃から使う得意クラブなのでしょうが、『パーオン率』88位の改善のためにはアイアンを磨くことが有効、と思うのは素人考えに過ぎないでしょうか。。。柏原明日架選手、応援しています!
最後にパー3.パー4、パー5の平均スコアです。申ジエ選手、鈴木愛選手の安定性は驚異的ですね。渋野日向子選手は二人に比べると少しギャンブル性が高く、楽しげでワクワクしますね!
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