セカンドラウンドです。
パーオン率と平均パット数
『パーオン率』は申ジエ選手が9位73.6434、渋野日向子選手が24位70.7573、鈴木愛選手が26位70.5075とそんなに高くはありません。1位は稲見萌寧選手の78.2079と群を抜いています。
『1ラウンドあたりの平均パット数』は、鈴木愛選手が2位28.7901、渋野日向子選手が5位29.1144、申ジエ選手が6位29.1279となっています。30パットを切っているのが38位の河本結選手までです。イ・ミニョン選手が39位でちょうど1ラウンド平均30パットです。この辺りが上位3選手と少しずつスコアの差に繋がってくるのでしょうか。
ところが『パーオンした時の平均パット数』になると、鈴木愛選手1位1.7561、渋野日向子選手2位1.7582、申ジエ選手3位1.7625と三選手で上位独占です。ここがまさに勝負強さということになりますね。因みにイ・ミニョン選手、ペ・ソンウ選手も6位、7位となってきます。
バーディー数と平均パット数
『バーディー数』は出場試合数が影響してくるものですが、渋野日向子選手は2位で出場31試合100.5ラウンドでバーディー402個を取っています。申ジエ選手16位、鈴木愛選手22位です。ここで賢明な読者の皆さまがご察しの通り、『ラウンドの平均バーディー数』となると、またまた1位渋野日向子選手4.0、2位申ジエ選手3.8023、3位鈴木愛選手3.7284と三選手が独占してくるわけです。
『1ラウンドあたりの平均パット数』の1位は今年2勝をあげた柏原明日架選手です。28.6545と鈴木選手をも上回っていますが、『パーオンした時の平均パット数』は12位で、『パーオン率』が97選手中88位となっています。いわゆる寄せワンでパット数が少ないということになります。
バウンスバック率とパーブレイク率
管理人は今年初耳、業界では昔から使っていた、という『バウンスバック率』はやはり渋野日向子選手が1位で26.0684、4回に1回以上すぐに取り返しているということになります。2位の永峰咲希選手が22.1014、申ジエ選手は7位で20.2797ですので、5回に1回で渋野日向子選手とは差があります。
ここで鈴木愛選手は97選手中81位12.9032と極端に順位を下げています。やはりすぐに流れを取り戻すという部分は少し弱いのでしょうが、助走をつけて別のホールで取り返していくタイプなんですね。
もう一つ耳馴染まない『パーブレイク率』、バーディー以上を取る率は、1位渋野日向子選手、2位申ジエ選手、3位鈴木愛選手と三選手の独壇場です。
肝心なところは、全て三選手が好成績を収めています。
最後までご覧頂きありがとうございます。
次回ももう少し分析します。
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