仏教のテーマパーク
※2016年11月の旅ログです。
無錫霊山大仏は、そのシンボルである全高88mの大仏様と、その周囲のアミューズメントを含めた広大な敷地の仏教のテーマパークです。まさに中国らしいたいへん斬新な観光スポットです。無錫市内から太湖を巡りながら1時間半~2時間くらいです。
まず最初にお釈迦様の生誕を再現したという「九龍灌浴」ショーがあります。1日に何度か開催されていて、荘厳な音楽に合わせて閉じていた蓮の花が開き、中からお釈迦様が誕生します。
お釈迦様を洗い清めるように噴水が上がり沐浴されるという、15~20分のシーンをみんなで上を向いて鑑賞します。
こちらのお釈迦様の掌は奥にある88mのお釈迦様の手と同じ大きさとのことです。
まさに「西遊記」での『お釈迦様の手の上の悟空』を表していると言っていいサイズです。ご利益を頂けるよう皆でぺたぺた、すりすりと触ってきました。
手前の仏像は10分の1のスケールで高さ8.8mです。なかなか良い写真になりました。
88mのお釈迦様は内部をエレベーターで上まで登れます。右は上からの景色です。
梵 宮
次に向かうのは、巨大なホールを持つ宮殿風建築の『梵宮』です。
宮殿の内部です。見識が足らず何を表しているのかは解説できません。ちょっと奇妙な空間という印象ではありますが、荘厳でかなり迫力はあります。
宮殿を見学したら、劇場に入ります。途中に大好きな涅槃仏がありましたが、途方もない値段がついていたように思います。
大きなホールで高度な音響効果や照明効果を駆使した20分の多国籍風の音楽ショーを見ます。内容はよくわかりませんでしたが、まさにテーマパークのショーといった光景でした。
右側が『梵宮』です。こう見るとかなり大きいですね。
なお 『梵宮』は、管理人が訪れた翌月の2016年12月に火災が発生して、内部もかなり焼失してしばらく閉館していましたが、改築されたようですね。
最後までご覧頂きありがとうございます。
次回は女子プロゴルフのお話を。