愛車に後付けできる「踏み間違い防止装置」が実用化されています。
踏み間違い加速抑制システム(トヨタ)
今利用している車に後付けができるトヨタの純正用品の安全装置で、2018年12月に発売されました。デンソーとトヨタの共同開発です。
・停車から発進の際に、バンパーの超音波センサーが前後方3m以内の障害物を検知すると、表示機とブザーで注意喚起します。それでもドライバーがアクセルを踏み込んだ場合は、加速を抑制して衝突被害を最小限に抑えます。
・バックで、障害物を検知していない状態でも、5㎞/h以上の速度でドライバーがアクセルを踏み込んだ場合には、速度が出すぎないように加速を抑制します。
どちらの場合も、運転手がブレーキをかけて停止する必要があります。
ダイハツにも「つくつく防止」という商品名で同じ製品が展開されているようです。現時点は軽・小型車中心に12車種に展開、プリウス、アクア用が5万円台、タント用が3万円台で用意されています。
ペダルの見張り番Ⅱ(オートバックス)
停車時および時速10㎞/h未満走行時において、短時間で急激な踏み込みを感知すると、装置が作動してクリープ現象のままゆっくり進みます。
※クリープ現象 オートマ車でアイドリング状態の時にアクセルを踏まずにブレーキを話すと時速数キロで車両が動く
また、アクセルとブレーキを同時に踏み込んだ時にブレーキが優先される機能も備えているようです。価格は、本体+工賃+ハーネス込みで、税抜き3万円とリーズナブル。軽自動車からミニバンまで、200 車種以上に対応しています。
モービルアイ570(ジャパントゥエンティワン)
衝突防止のための補助システムです。追突警報、低速時追突警報、車間警報、車線逸脱警報、歩行者警報の5つを、センサーカメラによって検出して運転者に知らせます。ブレーキ機能や速度抑制機能はありませんので、運転者がブレーキを踏んで停車する必要があります。
標準価格が16万円(税抜き)、乗用車の標準取付工賃が3.5万円(税抜き)と少々おたかくなりそうです。
ワンペダル(ナルセ機材有限会社)
ペダルがブレーキひとつしかないため、踏み間違えようが無い、という画期的!な製品です。ブレーキペダルの横のレバーがアクセルで右に移動させることで加速します。ペダルの踏み替えが必要ありませんので、停止までの時間も短縮できます。また急なペダルの踏み込みでアクセルが解除される仕組みもあります。
費用は、同社(熊本県玉名市)へ車両持ち込みの場合で17万円からになります。
『ペダルの見張り番Ⅱ』は、価格もリーズナブルで管理人の車にも適合しますね。
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