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自動運転 プロパイロット2.0

みなさんはどんな自動運転が必要でしょうか。

 

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プロパイロット2.0

 

 矢沢永吉さんのCMでお馴染みの「スカイライン」に搭載された「プロパイロット2.0」は、日本で初めて法の認可を受けた高速道路で同一車線内走行時のハンズオフが可能なナビ連動ルート走行を実現したシステムです。道路の状況や他車の状況の先読みがし易い「高速道路上」という制限を設けたレベル2の高度運転支援です。運転の責務は全てドライバーにあります。

 予め経路設定した高速道路の本線に入ってから出口車線への分岐の手前までは限定された速度域で手離しで運転できますが、合流車線や車線減少、対面通行、極端なカーブの連続やアップダウン、トンネル内などではハンドルを握る必要があることを事前に通知されます。実現のために他の運転支援搭載車に比べて多くのレーダー、カメラ、センサーを搭載しています。

  

 

 国土交通省自動車局が『自動運転車の安全技術ガイドライン』を定めています。

 自動運転の実現において、「 自動運転システムが引き起こす人身事故がゼロとなる社会の実現を目指す 」ことを目標として設定し 、自動運転車の開発・普及促進を行う意義を明確にする 。

 この目標の達成に向けて、自動運転車が満たすべき車両安全の定義を、「 許容不可能なリスクがないこと」、すなわち、自動運転車の運行設計領域ODD:Operational Design Domain )において、自動運転システムが引き起こす人身事故であって合理的に予見される防止可能な事故が生じないこと定め 、この定義に基づいて自動運転車が満たすべき車両安全要件を設定し、その安全性を確保する 。

 

注意事項(詳細)

 

 日産のスカイラインの取扱説明書に『プロパイロット2.0に関する注意事項(詳細)』があります。 運行設計領域を『高速道路単一車線』に設定しても、たいへん多くの注意事項(制限事項)が必要になるのが現実です。取説の中から表現が「ちょっと心配なもの」をピックアップしてみました。

  

『プロパイロット2.0は次のような障害物に反応しません。』

 ◦歩行者、動物など 落下物 工事などで設置されるパイロンなど

『次のような状況では先行車の検出が遅れる、または検出できないことがあります。』

『道路形状や自車の状況によっては、隣の車線の車両や周辺のものを検出して減速したり、警報が作動したりする場合があります。』

『自車または先行車の車線変更などで、自車線上に先行車を検出しなくなることにより設定車速まで自動的に加速するため、思わぬ事故につながるおそれがあります。』

『次のような状況では正しくレーンマーカーの検出ができず車線維持機能、車線変更支援機能が使用できないことがあります。』

『次のような状況では隣の車線の車両の検出が遅れる、または検出ができないことがあります。』

『次のような場合はルート走行支援機能は適切に作動できません。』

『次のような場合、ドライバーモニターシステムが運転者を適切に検出できないことがあります。』

『フロントレーダー、サイドレーダーの汚れを自動的に判定する機能を備えておりますが万全ではありません。』

『フロントカメラの汚れを自動的に判定する機能を備えておりますが万全ではありません。』

『状況によっては外部の騒音などにより、警報音が聞こえない場合があります。』

出展:日産スカイライン取扱説明書『プロパイロット2.0に関する注意事項(詳細)』

 

 

 よって、運転者は常に前方の状況に注意し、必要に応じてブレーキやハンドルを操作しなければなりません。

 

 注意事項の中には、天候や路面の状況によるものやレーダやカメラの汚れなど不可避なケースもあります。しかし「万全ではないが、その時の挙動はどうなる?」が全く書かれていないのも少し心配です。

 

 走行車線で大きな左カーブを走行中に路肩をはみ出した事故車、人が車線側に出ていたらどうなりますかね。運転手の動作が少し遅れただけでそのまま突進、なんてことはないですよね。

  

最後までご覧頂きありがとうございます。

次は、首都高速の規制最高速度についてです。

 

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